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特集 国際生活機能分類(ICF)の現況と問題点
国際動向
山内 和志
※1
及川 恵美子
※1
※1 厚生労働省統計情報部人口動態・保健統計課疾病傷害死因分類調査室
【キーワード】 国際生活機能分類,環境因子,世界保健機関
国際生活機能分類(ICF)について 1970年代より,世界保健機関(WHO)において,障害の分類法について検討が始まったが,1980年に入ると国際疾病分類(ICD)の第9回改訂に際し,補助分類として,機能障害と社会的不利に関する分類であるWHO国際障害分類(International Classification of Impairments, Disabilities and Handicaps;ICIDH)が発表された. しかしその後,国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health;ICF)がICIDHの改訂版として,2001年5月,ジュネーブで開かれた第54回WHO総会において採択された.ICFは,単に心身機能の障害による生活機能の障害を分類するという考え方ではなく,生活機能という人間を総合的に捉えた観点からの分類として,活動や社会参加,そして特に環境因子に大きく光が当てられ,その概念の拡充および質的変容が図られた.また,ICFは,健康状況と健康関連状況を記述するための統一的で標準的な言語と,概念的枠組みを提供することを目的としている.
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