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総合リハビリテーション ISSN 0386-9822 (Print) ISSN 1882-1340 (Online) 36巻10号(2008.10)P.933-935(ISID:1552101349)

特集 脊髄損傷リハビリテーション―現状・課題・展望
上位頸髄損傷における呼吸ペースメーカーの使用

森田 功 1
佐野 公俊 1

※1 藤田保健衛生大学脳神経外科

【キーワード】 呼吸ペースメーカー,横隔膜ペーシング,脊髄損傷,呼吸障害,機能的電気刺激


はじめに
 脊髄損傷によるさまざまな後遺症は,合併症による生命予後のみならず,日常生活や社会復帰の大きな支障になり,生活の質を低下させる.上位頸髄損傷においては呼吸筋も麻痺するために,人工呼吸器からの離脱が不可能なことがある.そこで,横隔神経に電気刺激を加え横隔膜を収縮させることにより,呼吸運動を再建する方法が考案された.これが呼吸ペースメーカー(横隔膜ペーシング)である.
 われわれには,現在までに3例の呼吸ペースメーカーの植え込み,訓練の実績があるが,そのうちの1例を提示して,呼吸ペースメーカー導入までの経緯,手術,訓練の過程を述べたい.そして,課題および展望を簡単に述べる.


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