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総合リハビリテーション ISSN 0386-9822 (Print) ISSN 1882-1340 (Online) 32巻6号(2004.06)P.497-503(ISID:1552100589)

特集 褥瘡最前線
最近の褥瘡の実態とリハビリテーション

大浦 武彦 1

※1 医療法人社団廣仁会褥瘡・創傷治癒研究所

【キーワード】 褥瘡,褥瘡危険要因OHスケール,関節拘縮


はじめに
 褥瘡とリハビリテーションは非常に密接な関係にありながら,問題としてほとんど取り上げられなかった.その理由は,看護の恥ということで,褥瘡の実態が隠されていることによる.
 1998年,日本褥瘡学会が発足し,種々の新しい事実が解明されつつあり,その結果,リハビリテーションとの関係が非常に深いことが判明してきている(図1).
 最近の褥瘡の危険要因の研究結果では,自立体位変換能力の低下,病的骨突出,関節拘縮,浮腫が日本における褥瘡の危険要因として検出され,これを大浦・堀田(OH)スケールとして報告している.さらに,これら危険要因の保有の程度により,褥瘡発症の確率や治癒期間が異なることも検証されている1)(表1).


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