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特集 心疾患のリハビリテーション
歴史的展開
長山 雅俊
※1
伊東 春樹
※1
※1 榊原記念病院循環器内科
【キーワード】 心臓リハビリテーションの歴史,心臓リハビリテーション保険制度
はじめに 欧米に比べ20年遅れているとされるわが国の心臓リハビリテーションも,この数年の間に大きな変化を成し遂げようとしている.十分な体制で心臓リハビリテーションを行うことのできる施設はまだまだ少ないが,今までカテーテルインターベンションを中心に展開してきた急性期病院や全国的に名の知れた病院の多くが,真剣にその導入を考えているようだ.その背景には2006年度の診療報酬改定があり,慢性心不全など適応疾患の拡大が大きなビジネスチャンスに繋がると捉えられていることもあるが,心臓リハビリテーションのQOL(quality of life)や予後に対する効果が認知されつつあるのかも知れない.また,薬剤溶出性ステント全盛の時代となった今になって,カテーテル治療があくまでも局所治療であり,長期予後改善にはそれだけでは不十分であることに気づきだしたのかも知れない.本稿では心臓リハビリテーションの歴史的展開を整理することにより,心臓リハビリテーションがどのような思いで進められ,どのような発展をしてきたかを解説し,今後のあり方について考えてみたい.
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