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総合リハビリテーション ISSN 0386-9822 (Print) ISSN 1882-1340 (Online) 33巻2号(2005.02)P.115-119(ISID:1552100039)

特集 排便障害とリハビリテーション
排便機能評価法

神山 剛一 1

※1 昭和大学医学部一般・消化器外科

【キーワード】 排便障害,脊髄損傷,脳血管障害,直腸肛門機能


はじめに
 脊髄損傷や脳卒中の後遺症でリハビリテーションを行っている患者において,排便障害はよくみられる合併症の一つである.しかしながら一口に排便障害と言っても,便秘,排便困難,腹部膨満,残便感,頻便,便失禁等,その症状は多岐にわたり,しかも原因はさまざまである.また症例によってはこれらのいくつかが重複している場合もあり,対応を難しくする要因となっている.排便障害の原因としては,消化管における食物の輸送能(transit time)や肛門括約筋の収縮力,直腸肛門部の知覚などが関与しており,これらを個々のケースで評価することにより具体的な対処法を明確にすることが可能と思われる.
 そこで本稿では,個々の患者でどのような異常が起きているのかを知るための評価法について触れ,その結果に基づいた対処法を紹介する.


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