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集中講座 研究入門・第11回
考察の考え方・書き方
近藤 克則
1,2
1千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門
2国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター老年学評価研究部
キーワード:
事実と解釈
,
フレームワーク
,
意義
,
限界
Keyword:
事実と解釈
,
フレームワーク
,
意義
,
限界
pp.1009-1013
発行日 2016年11月10日
Published Date 2016/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552200769
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
考察(discussion)の書き方がわからないという院生や研究の初心者は多い.「対象と方法(methods)」,「結果(results)」などに比べると,1つの「決まった型」あるいは「枠組み」がみえにくいからである.特に,質的な研究においては,かなりの自由度があり,学術分野や,研究デザイン,研究手法によっても異なる枠組み(構成),触れるべき点,お作法などが異なっている.
それらを網羅することは難しいので,ここでは多くの分野や研究のフェーズ(第1回参照)・デザインに共通する考察の考え方(目的や位置づけと有用な視点など)と,考察の書き方(枠組みとチェックリスト)を示す.研究デザインや種類(観察研究,無作為化臨床試験,系統的レビューなど)ごとに異なる点については第5回で紹介したそれぞれのガイドラインを参照されたい.
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