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技術講座 生化学
―ホルモンの測定シリーズ・3 甲状腺・副甲状腺系:1―甲状腺刺激ホルモン(TSH)の測定法
青野 悠久子
1
1東京文化短期大学臨床検査学科
pp.505-511
発行日 2009年6月1日
Published Date 2009/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543102456
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新しい知見
甲状腺刺激ホルモン(thyroid stimulating hormone,TSH)の測定は第三世代の測定法(化学発光イムノアッセイ)が定着し最小検出感度(実効感度)が0.01μIU/mlまで検出可能となった.しかし,使用する抗体とキャリブレータ,測定法などの標準化がなされていないために測定値がメーカーごとに若干違いがある.標準化に向けて2007年の第50回日本甲状腺学会において甲状腺インビトロ検査標準化委員会設立後初めて標準化の進捗状況をシンポジウムで公表された.以後,TSH,遊離型サイロキシン(free thyroxine,FT4)の標準化が至急解決すべき問題として取り上げられている.2008年の第51回同学会シンポジウム『甲状腺機能検査とその標準化』でも現状の調査報告が行われた.また,日本臨床検査標準協議会(Japanese Committee for Clinical Laboratory Standards,JCCLS)標準化基本検討委員会でも検討されている.
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